【リピONEアワード@愛知 特別インタビュー】「良いお店なのに、仕組みがない」をゼロに。現場の負担とストレスを最小化する組織づくり
一般社団法人これからの時代の・飲食店マネジメント協会 代表理事 山川 博史

愛知にきたらコレ食べてみ!
愛知の飲食シーンを、お客様の声と共に共創する「リピONEアワード@AICHI」
2026年6月の開催に向け、現在、愛知を代表する多くの飲食店の参画が見込まれています。
「名古屋メシ」という言葉が全国的に浸透しているように、独自の食文化が深く根付くこの地において、現場を支える最新テクノロジーや革新的なサービスの存在は欠かせません。そこで今回は、本イベントをスポンサーという形で盛り上げてくださる一般社団法人これからの時代の・飲食店マネジメント協会 代表理事 山川 博史様にお話を伺いました。
山元様が抱く飲食店への熱い想いや、現在の飲食業界が直面している課題、そしてそれらを解決へと導くソリューションの展望とは。独自の視点から語られる業界の未来像から、地元・名古屋での「一押しグルメ」まで、幅広くお聞きしました。
地域の歴史とビジネスが共存する魅力的な街。味噌煮込みうどんの名店から学ぶ「ブランド力」
ーーまずは、愛知・名古屋エリアの印象からお聞かせください。「愛知に来たらコレを食べる!」という社長のイチオシはありますか?
愛知・名古屋といえば、やはり唯一無二の「味噌文化」ですよね。その代表格であり、私が名古屋に行く際に食べたくなるのが、「山本屋総本家」さんの味噌煮込みうどんです。
特に山本屋総本家さんの味噌煮込みうどんは、赤味噌特有の深いコク、力強い出汁、そしてしっかりとしたコシのある独特の麺が絶妙に調和していて、名古屋の食文化の奥深さを一杯で体感させてくれます。
普段から全国の飲食店を見続けているのですが、地域の食文化がここまでしっかりとブランド化され、人々に根付いている街というのは本当に魅力的だと思っています。愛知は味噌や発酵の文化をベースに、食の歴史とビジネスとしての強さがしっかりと共存している、とてもパワーのある地域、そしてお店だなと感じています。
「学び × 実践 × 仕組み化」を軸に伴走。1,000本以上の動画教育プログラムで構築する、独自の自走型組織
ーー御社の事業内容と、普段どのような形で飲食店をサポートされているか、サービスの特徴を交えて教えてください。
弊社は、店舗ビジネスや教育ビジネスのコンサルティングを展開しており、飲食店や各種学校を中心に「人材育成・組織づくり・経営支援」を行っています。これまでに全国300店舗以上の継続支援に関わっており、現在は一般社団法人これからの時代の・飲食店マネジメント協会の代表理事として、全国の経営者様にノウハウを提供しています。
私たちの具体的な強みの一つが、飲食店の経営や店舗運営に関わる約1,000本以上の動画研修プログラムを提供している「これマネ教育DX」です。これを飲食企業やメーカー様、さらには食ビジネス系の専門学校や大学などにOEM(各社オリジナルブランド)として構築し、自社の研修用マニュアルとして、日々最大限に活用していただいています。
最大の特徴は、単発で終わる使い捨てのコンサルティングではなく、「学び × 実践 × 仕組み化」の3つを一貫してサポートしている点です。
具体的には、新人教育、店長育成、幹部マネジメント、加盟店のサポートに至るまで、店舗ビジネスが属人化を脱し、自律的に成長を続けられる仕組み作りを行っています。

人がいない、育たない、時間がない。「良いお店」を潰さないための組織の仕組みづくりの重要性
ーー多くの飲食店をサポートされている中で、特に今、現場が抱えている「共通の課題」は何だと感じていますか?
今、多くの飲食店が直面している課題は、突き詰めると以下の3つに集約されると感じています。
① 人材不足
② 教育が追いつかない
③ 経営者や幹部に負担が集中する
つまり、「人がいない」「育たない」「育てる時間がない」という状態です。この3つが同時に重なってしまうと、現場のスタッフも経営陣も非常に苦しい状況に追い込まれてしまいます。
そして、全国の店舗を見ていてもう一つとても大きい、かつもったいないと感じるのが「良いお店なのに、仕組みがない」というケースです。
料理の味も素晴らしく、接客も温かい、素晴らしいお店にもかかわらず、教育や組織づくりのルールが整っていない。そのために「思ったようにスタッフが育たず辞めてしまう」「人が増えても経営者の目が届かなくなり、成長が止まってしまう」という事態が起きています。これは今、特定の店だけでなく、全国の飲食店に共通している最大の課題だと感じています。
動画とセルフ学習で現場のリーダーのストレスを減らす。属人化を脱し、人が辞めない教育DXの未来
ーーその課題に対し、御社のサービスはどのような解決策をていじできるのでしょうか?
私たちはこの「人が育たず、時間がない」という多くの飲食店が抱える深刻な課題に対し、「教育DX」という形で解決策を提案しています。これまでは、教える人によって内容が違うなど、属人化しがちだった店舗教育を、動画・オンライン・仕組み化の3つの力で整理することで、現場にかかる教育負担を減らすことが可能となります。
実際に以下のような変化を感じていただけているケースが多くあります。
・教えるストレスの最小化: 教育動画をスタッフのLINEに送るだけで、現場を稼働させながらノウハウをアプローチでき、指導側の店長やリーダーの教育ストレスが劇的に低減します。
・セルフ学習による不安解消: 新人から幹部まで「ここ、どうやるんだっけ?」と思った時に、スマホでいつでもセルフ学習ができるため、未経験スタッフの不安をその場で解消できます。
・トラブルのない本部運営: 各店に共通のマニュアルが動画で浸透するため、複数店を持つ企業やFC本部の運営においてトラブルが激減し、加盟店の満足度が飛躍的に向上します。
これらを通じて、結果的に「人が辞めない組織づくり」が実現。これからの飲食店は「料理が美味しい」のは当たり前です。その上で、「人が勝手に育つ仕組みを持っているお店」だけが、長く成長していける時代になると確信しています。
ものづくりの精神が強い愛知で、学び合い、繋がりながら新しい飲食の未来へ
ーー最後に、本イベント開催にあたり、愛知の皆様へメッセージをお願いします。
愛知・名古屋は、圧倒的な食文化とビジネスとしての商魂の両方が、とても高いレベルで融合している強い地域だと感じています。味噌文化や発酵文化という食の歴史、そして「ものづくりの精神」。この強固な土台があるからこそ、愛知の飲食業にはまだまだ大きな可能性が眠っています。
これからの時代において最も大切なのは、一店舗だけで孤独に悩むのをやめることです。同じ志を持つ仲間と「学び合い、繋がりながら一緒に成長していく」ことこそが、組織を強くする最大の近道です。
今回の「リピONEアワード@AICHI」が、地域の飲食店の皆様にとって、新しい出会い、新しい学び、そして新しい未来へと繋がる特別な機会になれば本当に嬉しいです。愛知・名古屋の飲食業界が、これからも元気に発展していくことを、心から応援しています!

- 【会社情報】
- 団体名:一般社団法人これからの時代の・飲食店マネジメント協会
- 代表者:代表理事 山川 博史
- 創業:2019年9月
- 所在地:東京都港区海岸3-17-15 502
- 事業内容:経営と組織をつなぐ、戦略的バディとしての“顧問型ファシリテーション、専門領域のプロフェッショナルと連携した、戦略的ソリューション・プロデュース、組織課題に応じた“動画教育設計+定着支援”プログラム、学びと実践、地域と未来をつなぐ「教育連携+定着支援プログラム」
- 公式サイト:https://koremane.com/
