【リピワンアワード@愛知 特別インタビュー】「お客様の声」が、明日の繁盛店をつくる。ファンくる代表が語る、愛知の飲食店のポテンシャルと未来

公開日:2026/2/13

株式会社ファンくる
代表取締役 山口敬人

愛知にきたらコレ食べてみ!

驛釜きしめん 中央通り

道南農林水産部 錦本店

名古屋の飲食シーンを、お客様の声と共に共創していく「リピONEアワード@AICHI」。
2026年6月の開催に向け、現在、名古屋を代表する多くの飲食店の参画が見込まれています。

「名古屋メシ」という言葉が全国的に浸透しているように、独自の食文化が深く根付くこの地において、現場を支える最新テクノロジーや革新的なサービスの存在は欠かせません。そこで今回は、本イベントをスポンサーという形で盛り上げてくださる株式会社ファンくる 代表取締役山口敬人様にお話を伺いました。

ファンくる様が抱く飲食店への熱い想いや、現在の飲食業界が直面している課題、そしてそれらを解決へと導くソリューションの展望とは。独自の視点から語られる業界の未来像から、地元・名古屋での「一押しグルメ」まで、幅広くお聞きしました。


四国育ちの私が唸った!愛知の「麺」と「鮮魚」の実力

ーーまずは、愛知・名古屋エリアの印象からお聞かせください。「愛知に来たらコレを食べる!」という社長のイチオシはありますか?

私、四国の出身でして、讃岐うどんを食べて育ちました。なので麺類、特に出汁と麺のコシには少々うるさい自覚があるんです(笑)。そんな私が「これは美味い!」と唸ったのが、名古屋駅の新幹線改札を出てすぐにある「驛釜(えきかま)きしめん 中央通り」さんですね。
名古屋出張の際は必ず寄るほどの大ファンです。特に「冷やしきしめん」がおすすめ。讃岐うどんのような強いコシとはまた違う、きしめんならではの喉越しと風味の良さに、初めて食べた時は衝撃を受けました。

もう一軒、ぜひ推したいのが「道南農林水産部 錦本店」さんです。ここは北海道の食材をテーマにした居酒屋なんですが、ここもすごい。まずお通しで「あさりのやかん蒸し」が出てくる演出に心を掴まれますし、何より魚が本当に美味しい。「ここだけの話」ですが、実は全国の漁師さんと直接契約していて、その日獲れた美味い魚を空輸しているそうなんです。その事実があまり知られていないのがもったいないくらい、鮮度が抜群ですね。

3,000万人の「生の声」を科学する。ファンくるの挑戦

ーー御社の事業内容と、普段どのような形で飲食店をサポートされているか、サービスの特徴を交えて教えてください。

私たちは一言で言えば、「お客様の声」を企業経営の武器に変える会社です。
一般消費者モニターの方々に飲食店を利用していただき、そのフィードバックを集める覆面調査サービス「ファンくる」を運営しています。
ただアンケートを集めて終わりではありません。私たちの強みは、集まった膨大な顧客データを独自の統計解析技術を用いて分析することにあります。
「お店の何が強みで、何が弱みなのか」を感覚ではなく、明確な「数値」として可視化する。今回の「リピワンアワード」でも、この評価システムを公式に活用いただき、公平かつ客観的な審査を実現しています。

現場は「多忙」の極み。DXと「おもてなし」の狭間で

ーー多くの飲食店をサポートされている中で、特に今、現場が抱えている「共通の課題」は何だと感じていますか?

日本の飲食店、特に店長さんの業務量は、現在「多忙を極める」状態にあります。
日々の店内オペレーションに加え、スタッフの採用・教育、食材の発注、フィードバックの確認、そして本社への報告業務など、やるべきことが多岐に渡りすぎて、本来最も注力すべき「店舗力の強化」や「お客様へのサービス」にまで手が回っていないのが実情です。
さらに深刻な人手不足も重なり、業務効率化のためにDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいます。それは素晴らしいことですが、一方で効率を追求するあまり、お客様との接点が希薄になり、日本が誇る「おもてなしの良さ」が失われつつあるのではないか。そのバランスをどう保つかが、今の大きな課題だと感じています。

「お客様が喜ぶポイント」を一点突破で可視化する

ーーその課題に対し、御社のサービスはどのような解決策をていじできるのでしょうか?

多忙な現場だからこそ、「選択と集中」が必要です。
私たちのサービスを導入いただくことで、「お客様視点で、接客の良さがどこに宿っているか」が可視化されます。
例えば、漠然と「接客を良くしよう」と号令をかけるのではなく、データに基づいて「この店舗は、笑顔は素晴らしいけれど、提供スピードに対する不満が多い」といった具体的な課題が浮き彫りになります。さらに、独自のアルゴリズムで「どこを改善すれば一番顧客満足度が上がるか」という課題の優先順位付けまでを自動的かつ定量的に行います。
これにより、店長やスタッフは迷うことなく、効果の高いアクションに集中できる。「お客様に喜んでいただける環境づくり」を、効率的かつ効果的に実現できるのが最大のメリットです。結果として、働くスタッフの方々にとっても、自分たちの努力がお客様の評価として返ってくるため、モチベーション向上につながるという変化が生まれています。

リピワンアワード@愛知にむけて

ーー最後に、本イベント開催にあたり、愛知の皆様へメッセージをお願いします。

愛知・中京エリアは非常に懐が深く、魅力的な食材や素晴らしい飲食店が数多く存在します。しかし、まだまだその魅力が知られずに眠っている名店も多いと感じています。
「リピワンアワード@愛知」は、そんな隠れた名店にスポットライトを当てる絶好の機会です。このイベントをキッカケに、本当に楽しく、心地よく過ごせるお店が発掘され、多くの人に愛知の食の素晴らしさが伝わることを期待しています。私たちも黒子として、データを通じてそのお手伝いができることを誇りに思います。

  • 【会社情報】
  • 会社名:株式会社ファンくる
  • 代表者:代表取締役社長 山口敬人
  • 創業:2004年8月26日
  • 所在地:東京都千代田区岩本町 1-10-5 TMMビル4F
  • 事業内容:来店客調査「ファンくるCR」の運用・開発
    消費者モニター調査「ファンくる MR」の運用・開発
    販促・店頭調査「ファンくる PR」の運用・開発
    契約率向上ツール「ファンくる ICR・CSR」の運用・開発
    従業員満足度調査「ファンくる ES」の運用・開発
    体験型情報サイト「ファンくる」の運用・開発
    インターネットリサーチ/マーケティング支援
  • 公式サイト:https://www.fancrew.co.jp/